Brand究極のシンプル
「引き算の美学」が、
世界の価値観を変えていく。
フランス語の最大公約数
“P.G.C.D.(Plus grand commun diviseur)”。
私たちがブランド名にこの言葉を選んだ根底には、日本の文化に昔から脈々と受け継がれてきた「引き算の美学」と共通するものを感じたからです。
例えば日本料理。西洋が素材にたっぷりのソースを加える「足し算」の文化に対し、日本料理は素材そのものを引き出すために調味料を使う「引き算」の調理法。
利休が高めた“侘茶”もまた、引き算の美学を象徴するものだといっていいでしょう。
“Simple is innovation ”
私たちは「引き算の美学」を通して、本当に必要な最大公約数の価値を提供していきたいと考えます。
凝縮された力。
研ぎ澄まされたカタチ。
利休は過飾なものを極限まで削ぎ落とし、たった二畳敷きの茶室に一期一会の世界を完成させました。
それは、それまで絢爛さを競っていた価値観を一変させたといっても過言ではありません。
このようにシンプルには世の中を変える力があると、私たちは考えます。
だからこそデザインも、メソッドも、シンプルにこだわるのです。
シンプルなデザイン
私たちは『ロシオン エクラ』のボトルを開発する際に、石鹸と同じような、無駄を出さない美容液を目指しました。
捨てるものが少なく、しかも衛生的で安心して使っていただけるカタチ。
表面的な美しさだけではなく、風化されることのない価値を研ぎ澄ましたもの。
それが私たちの求めたシンプルなのです。
シンプルなメソッド
無駄を削ぎ落とす。
それは同時に、本当に必要なものは何かを見極めることでもあります。
スキンケアの世界を振り返ってみると、世の中が進化しているというのに、未だアイテムは減るどころか、むしろ増え続けています。
5つも6つもあるアイテムは本当に必要でしょうか。
私たちは、スキンケア、スカルプケアに本当に必要なものは「洗う」「潤す」ことだけだという答えに行き着きました。